30代に入って仕事を頑張っていると役職がついたり、部下が増えて今までと違った分野の仕事をする機会が増えます。
役職者としての在り方を考えたり、部下の育成に悩んだり。

また私生活では子供ができて「家族のために頑張るぞ!」と気づかぬうちに自分自身に過度なプレッシャーを与えてしまうことも。
慣れないマネージメント業務に帰宅時間も少し遅くなり、気づけば疲れが抜けない。

そんな状態にあるビジネスマンが知らぬ間に陥ってしまう「鬱」の特徴を私自身の過去の苦い「軽うつ」の経験から紹介していきます!

鬱は真面目な人ほどなりやすいってホント??

真面目な人ほどなりやすい・・という鬱ですが、それは「責任感の強さ」が関係してきます。
責任感が強いというのは、最後まできっちりと業務を行えるという点で周りからの信頼を得ることができます。
ただその反面、自分に対しての負担は大きくなりがち。

手を抜かないのは仕事をする上で大切なことですが、それは「手を抜けない」状況が続くことになります。
手を抜けないと、ストレスがたまりやすくそれが鬱の引き金になるケースもあります。

これってもしかして鬱の予兆!?実際に体験した9つのこと。

  1. 毎日いっぱいいっぱいで仕事が終わらない
  2. 夜遅くに帰ってきて、リフレッシュする時間が無い・・
  3. 顧客に電話をかける、新規開拓の電話をするのが億劫
  4. 納期を守ることができない
  5. ミスを報告できなくなっている
  6. 物事の決定を先延ばしにしたくなる
  7. 部下や同僚に仕事を振ることができない
  8. 気づいたら痩せている
  9. 衝動的に退職について考えてしまう

今までしっかりと仕事をしてきていた人が以上のような状況になっている場合、肉体的・精神的なストレスを大きく抱え込んでいる可能性があります。

1. 毎日いっぱいいっぱいで仕事が終わらない

やるべきことが毎日山のようにあって、それをどんどんと片付けているのにタスクは日に日に増えていくばかり・・。
明日しなくてはならないことを、仕事が終わって帰宅してからも頭の中で考えていませんか?

やるべきことが多すぎると同時に、忘れてはいけないことばかりの為、朝から晩まで仕事のことで頭がいっぱいになっていませんか?

2. 夜遅くに帰ってきて、リフレッシュする時間が無い・・

朝早くから夜遅くまで働いて、帰宅してからはお風呂やシャワーをササっと浴びて次の日に備えすぐに寝る。
寝る前に頭の中をリフレッシュする時間が無い人は、ずっと仕事のことを考えている感覚になります。

30分でも1時間でも自分の好きなことをする時間をとって、頭の中をリフレッシュするべきです。

3. 顧客に電話をかける、新規開拓の電話をするのが億劫

顧客に仕事の用件で電話をかけるのが、かなり億劫で極力電話をかけたくない・・。
あるいは、まだ話したことのない新規顧客に電話をするのが怖い・・・。

すでにタスクが山積みのところに新しくタスクを増やしたくなかったリ、何か怒られるようなことにならないか・・。
そういった気持ちが電話をかけることの重りになることもあります。

4. 納期を守ることができない

今まではしっかりと納期に間に合うように仕事をしてきたのに、いつの間に納期を守れなくなっている・・。
納期を守りたいという気持ちはあるのに、なぜか仕事をすすめられない。

このクオリティで大丈夫だろうか?
提出した時に何か落ち度を指摘されるのではないか?

など不安や心配になって、結果的に納期を過ぎてしまうようなことはありませんか?

5. ミスを報告できなくなっている

仕事でのミスを上司や関連部署、顧客に素直に報告ができない。
あるいは、ミスの責任から何とか逃れられないか・・と言い訳をていたりしませんか?
ミスを報告することで自分が責められることに恐怖を感じているようなことはありませんか?

6. 物事の決定を先延ばしにしたくなる

すぐに決定できる事案をなぜか先延ばしにしたりしてませんか?
先延ばしにしていくことでどんどんとタスクが貯まる一方です。

7. 部下や同僚に仕事を振ることができない

「仕事のやり方を教えている時間があったら、自分でやってしまったほうが早い!忙しいし・・」
「自分でやったほうが早いし、何よりクオリティも良いだろう・・」

仕事を振ることが苦手な人はそういった事を考えているのではないでしょうか。
そんな状況を打破するには、集中と選択の考え方を持つと良いです。

本当に自分が労力をつぎ込むべき仕事。
より大きな成果につながる仕事。

逆に成果や利益に直結しない仕事は、部下の経験値を高めるためにも振るべきです。
そうすることで部下のスキルアップとあなたの時間が生まれます。

8. 気づいたら痩せている

顔がゲッソリ痩せこけていませんか?
自分では全然気づかなくて、久々に会う人から「痩せたね」などと言われませんか?

9. 衝動的に退職について考えてしまう

冷静さを失って、衝動的に退職を考えたことはありませんか?
今現在の辛い・きついと思っている状況からとにかく救われたい・・そんな一心で後のことを考えずただただ今の状況を抜け出したいと感じている可能性があります。

衝動的に退職を考えてしまうのは、本当に苦しい状況に陥ってしまっている状態です。
上司に自分の今の状態をしっかりと話し、理解してもらう必要があります。

場合によっては、有休を使ってでもしっかりとリフレッシュする時間を取るべきです。

鬱状態から抜け出すためにした7つの対策

私の場合はまさに衝動的に退職について考え始め、上司に退職したいということを伝えました。
仕事人間で比較的真面目な性格、なおかつ役職もついていたこともあって上司からすると不意打ちだったと思います。
そんなことからさすがに心配になった上司からは、

「とりあえずまずは1週間休め。」とすぐさま休みをもらうことができました。

1. 肉体的な疲れをまずは取ること

ストレスや次の日の仕事のことで頭がいっぱいの状態で寝る日が続いていると、良い睡眠がとれず疲れも抜けずにどんどんとたまる一方です。
身体が疲れていると、ちょっとしたことでストレスに感じてしまうのでまずは体の疲れを取ることが重要です。

身体の疲れが抜けると、少し余裕ができて今の状況を正しく考えることができます。

2. 趣味を楽しむ

趣味を楽しむことで、頭の中がリフレッシュできます。

映画を観たり、カラオケに行ったり、音楽を聴くといった完全な娯楽を楽しむとより良いと思います。

3. ジョギングをする

身体の疲れが抜けてからは、ジョギングをするようにしました。
一定のリズムのある運動は鬱に良いセロトニンという物質を活性化させてくれます。

慣れるまでは体が重たく疲れますが、慣れるとすごく頭がすっきりします。

4. 出世欲や目標達成・目標意識を抑える

他者に認められてより出世したい!目標を大幅に越えたい!・・といった意識が高すぎると、それを達成できない時にストレスが大きくなります。
極力ストレスを受けない為に、ありのままの自分で背伸びをして自分を見せないようにする必要があります。

5. 自己啓発やビジネス書を読む

キャパオーバーを起こし、ミスを連発していると顧客からはクレームを受け、上司からは注意を受けます。
こういったことが続くと、今まで持っていた自分に対する自信が崩れて、すべてにおいて臆病な姿勢になってしまってました。
ネガティブなイメージが先に来るので仕事もすべて後手に回り、その結果また自身をなくす・・。

そんな自信を取り戻すために、自己啓発書やビジネス書を読み漁りました。
マインドフルな状態になれるので徐々に自分を取り巻くネガティブイメージを払拭してくれます。

6. 自分を否定しない・自分のことをほめる

自分はダメ・・自分にはできない・・など自分に対して否定的に考えないようにしました。
また昔の仕事を頑張っていた自分に戻りたい・・戻らなくてはならない・・などそういったことも全く考えないようにしました。

それとは逆にちょっとしたことでも自分で自分をほめるようにしました。
夜寝る前に、その日1日のことを思い返して、「あの判断は良い判断だった」というようにちょっとしたことでもほめると前向きな気持ちになります。

7. 時間が解決してくれる

嫌な記憶や不安、恐怖といったネガティブなものもだんだんと時間が経つにつれて忘れていきます。
鬱状態の場合、悪いイメージが頭に強く焼き付いてしまっているのでどれだけそのネガティブイメージを薄められるかにもよりますが、時間が経つにつれて必ず薄まっていきます。

鬱状態から抜け出して感じた事

今までは心の中に厚いガラスでできたバリアのようなものがあって、それが様々な外からのストレスを防いでくれていました。
うつ状態になってしまうとそのバリアだったガラスが粉々に砕けてしまい、外からのストレスをダイレクトに受けていたように感じます。

一度粉々になってしまったバリアをまた新たに作っていくには、「自分に対する自信」「自尊心」を高めていくことだと感じます。
顧客から感謝されたり、上司や同僚から認められること。

こういったことをまた一から繰り返していくことで強固なバリアが出来上がります。
人によってバリアが出来上がるまでの期間には差がありますが着実に良くなっていきます。

鬱状態は風邪と同じようなものでいつの間にか治ります。
そして今の苦しみや辛さは、長い人生で考えればほんの一瞬の出来事です。

あまり頑張りすぎずにゆったりと人生を考えることが重要です。